副業ブームも後押しして、Webライターという仕事に興味を持った方や、実際に始めてみた方は多いのではないでしょうか。
でも、こんなことを感じている方もいるはずです。
- ネットでWebライターについて調べてみたけど、稼げないという情報が多くて不安…
- Webライターを始めてみたものの、思っていたよりも稼げない…
そんな駆け出しWebライターさんの悩みを解決します。
- Webライターが稼げないと言われる理由
- 初心者Webライターが「稼げない」を脱出する3つの方法
実際にWebライターになってから稼げるまでのイメージが湧くと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
そもそもWebライターが稼げないと言われる理由は?

Webライターが稼げないと言われるのはなぜでしょうか?主に下記の理由が考えられます。
- 安い文字単価の案件が多い
- 稼げる前に辞めてしまう人が多い
いずれの理由も、Webライターが稼げないと言われる大きな要因です。
この2つについて詳しくお伝えします。
安い文字単価の案件が多い

Webライターが稼げないと言われる理由の1つめは、「安い文字単価の案件が多い」という点です。
例えば「1文字0.1円で3,000文字執筆してください」というような案件を受注すると、仮に3時間で案件を完了させたとしても、300円(時給100円)にしかなりません。
このような低単価の案件は、クラウドソーシングサイトに多く存在します。
クラウドソーシングサイトとは、「クラウドワークス」「ランサーズ」のような、クライアントとワーカー(ライター)の間を取り持ってくれる会社が運営するサイトです。
関連記事初心者Webライター必見!クラウドワークス、ランサーズ、シュフティの違いと特徴を解説
多くの初心者Webライターは、クラウドソーシングサイトを通じて仕事を請け負うことが一般的です。
Webライター人口の増加もあり、クライアントは安価な値段で発注しても仕事を受けてくれるライターが見つかるため、低単価の案件が多くなるのです。
加えて、クラウドソーシングを通じて仕事を受注する場合は、システム手数料として受注金額の20%がクラウドソーシングサイトに取られることも、稼げない理由の一つです。
とはいえ、初心者がクラウドソーシングサービスを使うメリットは大きいので、特徴を理解して上手に利用することをおすすめします。
関連記事初心者Webライターがクラウドソーシングを使うメリットデメリットを解説
このように安い文字単価の案件が多いことが「Webライターが稼げない」といわれる1つめの理由です。
稼げる前に辞めてしまう人が多い

Webライターが稼げないと言われる理由の2つめは、「稼げる前に辞めてしまう人が多い」という点です。
Webライターを始めたばかりの初心者は、どうしても文字単価が低くなる傾向にあり、精神的に消耗しやすいです。
時給を考えてしまうと、「アルバイトした方がよっぽど稼げる…」と思う人もいるかもしれません。
結果的にWebライターを1年以上続けられない人は、相当多いと考えられます。
稼げない時期を乗り越えれば「スキルアップに伴う単価アップ」や「クライアントからの信頼獲得による受注増」により、稼げるライターになる可能性が高まります。
以上のような理由から「稼げる前にやめてしまう人が多い」という点を、Webライターが稼げないと言われる理由の2つめにあげました。
次の項目では初心者Webライターが「稼げない」を脱出する方法ついて紹介します。
初心者Webライターが「稼げない」を脱出する方法3選

上記で紹介したように、初心者Webライターはなかなか稼げないと言われます。
次からは「稼げない」を脱出する方法として、次の3つを紹介します。
- 営業に力を入れて文字単価が高い案件を受注する
- 専門分野・得意分野を見つける
- 読書をする習慣をつける
それぞれ解説します。
営業に力を入れて、文字単価が高い案件を受注する

1つめの方法は「営業に力を入れて、文字単価が高い案件を受注する」です。
最初のうちは、営業するのが怖い…と感じる人も多いと思います。
ただ、低単価のクライアントとずっとお付き合いしていても、なかなか単価は上がりません。
積極的に営業することで、良いクライアントや仕事に巡り合うことができ、稼げるライターへの道が開けます。
具体的な営業方法の手段は以下の方法があります。
- クラウドソーシングサイトで、いろいろなクライアントの案件に応募する
- Twitterなどから、ライターを募集している人(会社)を見つけて、コンタクトを取る
- 企業サイトなどの問い合わせページから連絡する
- オンラインサロンなどに入り、グループの中で仕事を受注する
初めの頃は営業に勇気が必要ですが、実績がまだ無いうちは好条件の仕事が勝手にやってくることはほぼありません。
積極的に営業をして、文字単価の高い仕事を受注しましょう。
初心者の頃は、失うものはありません!「営業は失敗して当然」という気持ちで、失敗しても落ち込まないようにしましょう。
専門分野・得意分野を見つける

「稼げない」を脱出するための2つめの方法は「専門分野・得意分野を見つける」です。
Webライターとして30件ほど記事を受注したくらいから、専門分野・得意分野を見つけましょう。
専門分野・得意分野があると、希少性のあるライターとなるため、単価が上がりやすいです。
さらにお金が大きく動く分野を専門・得意分野にすると、単価は一気に上がります。
例えば、「金融・不動産」といった業界は、お金が大きく動くので、ライティングの案件も単価が高くなる傾向があります。
最初は色々な案件を試してみて、自分に合った分野を見つけると良いでしょう。
SNSやクラウドソーシングサイトのプロフィール欄に、専門・得意分野を書いておくことで、発注者にアピールできます。
専門分野・得意分野を見つけることで、稼げるライターになる可能性は大きく高まります。
読書をする習慣をつける

「稼げない」を脱出する方法の3つめは、「読書をする習慣をつける」です。
読書?と思われた方もいるかもしれませんが、読書、本当に大事です。
Webライターの書いた文章は、クライアントにより修正や校正が行われ、世に出ます。
対して書籍は、簡単に世には出てきていません。
- 修正
- 編集
- 校正
出版社でこれらの長い工程を経た後に、世に出ます。
いわばプロの編集者の目をくぐり抜けた、プロ中のプロの文章です。
書籍の文章は良質な日本語で書かれているので、読書をすると正しい文章が自然と身につきます。
正しい文章を書けるWebライターは間違いなく重宝されますので、稼げるライターになる可能性が高くなります。
一朝一夕に身につく力ではないですが、テレビのバラエティー番組やスマホのエンタメ動画を見る時間を、少しずつ読書の時間に変えて文章力を鍛えていきましょう。
まとめ

今回は「これからWebライターを始めようと思っている方」や「Webライター初心者の方」向けに、「初心者Webライターがなかなか稼げない原因と、稼ぐための方法」を紹介しました。
Webライターは、もちろん「仕事」なので、稼げるかどうかは大きなポイントになると思います。
初心者のうちは、なかなか稼げなくて悩む方も多いと思いますが、今回紹介した方法を意識してもらえれば、少しずつ良い仕事を受注できるのではないでしょうか。
何よりも、稼げる前に辞めてしまうと、絶対に稼げないので、ライターとしての技術をしっかりと身に着けて、稼げるWebライターを目指していきましょう。