Webライターで仕事をするには、まずは何から勉強すれば良いのか迷ってしまう方も多いと思います。
いつまでも勉強を続けているだけでは、ノウハウコレクターになってしまうかもしれません。
そこで私がWebライターを始めた時に勉強した中で、一番役に立ったPREP(プレップ)法をご紹介します。
まずは最低限これだけ学んで、次は実際に文章を書いてみればOKです。
このテクニックを使えば、誰でも簡単にわかりやすい文章が書けるようになります。
PREP法を使えば初心者でも間違いなく文章レベルが飛躍的にアップしますので試してみてください。
目次
PREP法とは

PREP法とは、わかりやすい説明や文章の型です。
- Point :結論
- Reason :理由
- Example:具体例
- Point :要点
この順番で説明すると理解がしやすく、わかりやすい文章になります。
頭文字をとってPREP法と呼ばれています。
PREP法は型にはめるだけで誰でも簡単にわかりやすい文章が書ける方法です。
Webライティング以外でも、口頭での説明やプレゼン資料、メールなどあらゆるビジネスシーンで活用できるので覚えておいて損はないでしょう。
PREP法の3つのメリット

PREP法はWebライターとしてまず学ぶべきテクニックです。
稼いでいるWebライターでPREP法を使っていない人はいません。
ぜひ改めて世の中のWebサイトやブログを見てください。
PREP法が数多く使われていることがわかるはずです。
ここではPREP法を使う3つのメリットをお伝えします。
- 誰でも簡単に理解しやすい文章が書ける
- 説得力がアップする
- 文章を書くスピードが速くなる
ぜひマスターしてください。
誰でも簡単に理解しやすい文章が書ける

PREP法は誰でも簡単に理解しやすい文章が書けます。
なぜなら型にはめて書くだけで良いからです。
簡単にわかりやすい文章が書けるので、多くのブログやサイトで使われています。
まずはPREP法を使って理解しやすい文章をマスターしましょう。
説得力がアップする

PREP法は最初と最後に結論を言うので説得力が増します。
人間の集中力は30秒が限界と言われていて、最初の30秒のうちに何を言いたいかがわかるので理解しやすくなるからです。
何が言いたいのかを理解した上で、理由や具体例を聞くとさらに理解が深まります。
最後にもう一度結論を言うことで説得力がアップするのです。
文章を書くスピードが速くなる

PREP法は文章を書くスピードを速くしてくれます。
PREP法を使うと自分の思考も論理的に整理できるからです。
最初に結論を書いてから理由、具体例を考えるとスムーズに文章がでくるようになります。
PREP法を使ってライティングスピードをアップしましょう。
PREP法のデメリット

PREP法はメリットの多いテクニックです。
ただデメリットもあります。
ここではPREP法を使うデメリットをご紹介しましょう。
エッセイや小説には向いていない

PREP法はエッセイや小説、シナリオなどには向いていません。
最初に結論を言うといきなりオチを書いてしまうことになるからです。
これでは話の面白さがなくなってしまいます。
文章を楽しむような場合は起承転結が重要です。
主張が強くなりすぎる

PREP法は主張が強くなってしまいます。
説得力が増すので相手に押し付けるような表現になりがちだからです。
慣れてきたら少し型を崩してもいいでしょう。
ただ、伝わりにくい文章よりは100倍マシなので、初心者は全てPREP法で書く気持ちでも問題ないです。
構成にも使えるPREP法

PREP法が利用されるのは記事中の文章を書くときだけではありません。
記事全体の構成を考えるときにも利用されます。
この記事もPREP法の構成で書かれています。
- P(結論)→ PREP法とは
- R(理由)→ PREP法の3つのメリット、PREP法のデメリット
- E(具体例)→ 構成にも使えるPREP法、文章力の上達にはTwitterがおすすめ!、PREP法と似たSDS法
- P(結論)→ まとめ
記事構成も作れるようになると仕事の幅が広がるので、PREP法を使って記事構成を考えてみてください。
文章力の上達にはTwitterがおすすめ!

PREP法を練習するにはブログやライター案件などで文章を書いて、実践を通して学ぶのが一番です。
そこにもう一つ加えて欲しい練習方法があります。
それはTwitterでの発信です。
Twitterは140文字制限というおかげで文章を要約して伝える必要があります。
PREP法を使うと短くてわかりやすい文章が書けるので良い練習になるでしょう。
誤字を直すこともできないので、多少の緊張感を持って発信できるのがTwitter練習の良いところです。
PREP法と似たSDS法

PREP法と似た手法にSDSというものがあります。
SDS法とは以下の順番で構成される文章です。
- Summary(要点)
- Details(詳細)
- Summary(要点)
最初に要点を伝えることで相手に理解してもらいやすくなります。
PREP法が続きすぎて主張が強すぎるときに多少やわらかくする意味で使っても良いでしょう。
実はニュースはSDS法で伝えられています。
日常の会話やスピーチ、自己紹介などでも使えるテクニックです。
まとめ:PREP法をマスターして文章力をあげよう

PREP法は簡単にわかりやすい文章が書けるテクニックです。
型にはめて書くだけなので誰でも文章のレベルがアップします。
Webライターとして文章の質を上げるには、まずはPREP法をマスターしましょう。
Webライティングだけでなく、プレゼン資料やメールの文章など多くのビジネスシーンで役立ちます。
覚えておいて人生に損はないテクニックです。
PREP法の他には、読みにくい文章を減らすコツや、初心者Webライターさんによくあるフィードバックを読んでおくと良いですよ。