新しい案件に応募する時は、どんな仕事やクライアントかわからないと少し不安ですよね。
- どんなクライアントさんなんだろう?
- 仕事が難しくて対応できなかったら困るな
- 納期に間に合うか心配
これらはやってみないとわからないので、まずは応募してみるしかないのですが、なるべく変な案件は避けたいのが本音です。
質の悪い案件を引いてしまうと、精神的に参ってしまいWebライターの仕事が嫌になってしまうかもしれません。
実は、募集文などを見ると、ある程度質の悪い案件かどうかは判断できます。
- 質の悪い案件の見分け方
- 質の悪い案件に当たってしまった時の対処方法
この記事を読めば安心して案件に応募できるようになり、稼ぐスピードがアップするはずです。
なかなか応募まで進めない人は、ぜひ記事を読んでみてください。
目次
質の悪い案件とは対応が大変で消耗する案件

質の悪い案件とは次のような案件です。
- 文字単価や記事単価が安すぎる案件
- 対応が冷たくて攻撃的
- 初心者を狙った詐欺や詐欺まがいの案件
文字単価が安すぎる案件は当然稼げませんし、文字単価が高い案件より簡単とも限りません。
対応が冷たかったり攻撃的だったりするクライアントと仕事をすると、精神的に参ってしまいます。
また中には詐欺や、詐欺ではないものの初心者を食い物にしているような案件もあるので注意が必要です。
この記事を読んで、質の悪い案件をなるべく避けるようにしてください。
質の悪い案件に採用されてしまう場合の悪影響

質の悪い案件に採用されてしまうと、次のようなことで困ります。
- 時間単価が割に合わない
- 自信がなくなる
- Webライターの仕事が嫌になってしまう
できる限り避けたいですね。
時間単価が割に合わない

時間単価が合わずに「ツラい…」と思いやすいです。
記事を書くのに6時間もかかったのに、1,000円しかもらえないということもあるでしょう。
何事も新しいことに挑戦する時は仕方ありませんが、安い単価の案件だとより一層きついです。
はじめは時間単価を気にしないのも1つの方法です。
自信がなくなる

質の悪い案件だと、Webライターとしてやっていく自信をなくしてしまうかもしれません。
クライアントからフィードバックがキツく、修正も多いからです。
最初はフィードバックや修正が多いのは仕方ありません。クライアントとの相性もあるので、ベテランWebライターでも修正はあります。
ですので、気にする必要はなく真摯に修正すれば良いだけなのですが、言い方がキツイと自信をなくします。
丁寧なフィードバックをくれるクライアントさんを探しましょう。
Webライターの仕事が嫌になってしまう

単価が安かったりクライアントが冷たかったりすると、もうWebライターの仕事はやりたくないと思ってしまいます。
Webライターの仕事は時間と場所に縛られず、ビジネスの基礎である文章力が鍛えられますから、やめてしまうのはもったいないです。
違う副業やビジネスをやるにしても、Webライターの経験は確実に生きます。
たまたま質の悪い案件に当たってしまったからといって、Webライターをやめてしまわないように、次からは質の悪い案件を避けるポイントを解説します。
質の悪い案件を避けるための7つのポイント
ここでは質の悪い案件を避けるための、7つのポイントを紹介します。
- 文字単価0.4円以下は避ける
- 単価が高くてもテストライティングが安すぎる案件は避ける
- タイトルに地雷ワードが入っている
- 悪い評価が多いクライアントは避ける
- 募集文を見て「なんとなく冷たい」と感じる
- 無差別にリクエストを送ってくるような案件は避ける
- 高額アフィリエイト案件に注意する
順番に解説します。
文字単価0.4円以下は避ける

文字単価0.4円以下の案件は避けましょう。
単価が安い理由はいくつか考えられます。
- Webライターを安く使おうと思っている
- クライアントがお金を持っていない
単価アップを目指していく方法もありますが、それなら最初から高い単価の案件に応募した方が早いです。
初心者でも最低0.6円~、できれば0.8円~1.0円の案件に応募してください。
関連記事クラウドワークスとランサーズで安すぎる文字単価の案件に応募してはいけない理由
単価が高くてもテストライティングが安すぎる案件は避ける

本採用では高い単価でも、テストライティングは安い単価の案件は避けた方が無難です。
「テストライティング」と言っているだけで、本採用をしないつもりかもしれません。
例えば、本採用は2円だけど、テストライティングは0.4円ですとか、1記事300円ですと言っているような案件です。
テストライティングで安く記事を書かせようとしている可能性があります。
怪しい単価の高い案件に騙されないよう、テストライティングで消耗しないように注意しましょう。
タイトルに地雷ワードが入っている

募集文のタイトルに次のようなワードが入っている時は注意してください。
- 初心者歓迎
- 未経験可
- 主婦歓迎
- 簡単
- ライティングスキルが学べる
これらのワードが入っているものは、絶対にダメということではありませんが注意は必要です。
実績がないと、こういったワードが入っている案件に応募したくなりますよね?
つまり、他の初心者Webライターも同じように応募したいと思っています。
ですから、競争率も低いわけではなく採用されにくいのです。
初心者を歓迎するのは、あまり魅力的な条件ではないからなので積極的に応募しなくても良いでしょう。
とはいえ、単価は安いけどクライアントさんの対応は丁寧だったということも聞きます。
自分が得意なジャンルや書きたいことであるなど、条件が合いそうであれば応募すると良いでしょう。
悪い評価が多いクライアントは避ける

過去の評価を見て、悪い評価がついているクライアントは避けるようにしましょう。
よっぽどの問題がなければ、通常悪い評価はつけられません。
ワーカー側とうまくコミュニケーションが取れず、運悪く悪い評価がついてしまうことは仕方ないです。
ですが、10件に1件は悪い評価がついているようなクライアントはなにか問題がある可能性が高いと言えます。
避けておいた方が無難です。
無差別に案件を送ってくるようなものは避ける

クラウドソーシングに登録していると、お知らせのところに直接募集が来ることがあります。
「プロフィールや登録情報を拝見し~」などと書いてありますが、「Webライター」に絞って無差別に送ってきているだけです。
もし魅力的な案件ならわざわざ大量に募集をかけることなく人が集まるので、良い条件であることはないでしょう。
無視してOKです。
高額アフィリエイト案件に注意する

高額のアフィリエイト案件を扱っている募集は注意が必要です。
特に多いのは以下のようなもの。
- FX
- 英会話スクール
- プログラミングスクール
これらに無料登録させたり体験をさせて記事を書けと言ってきますが、これはアフィリエイト報酬を目的にしています。
クラウドソーシングサービスでも明確に禁止しており違反行為です。
最初は簡単な記事を書かせ、継続案件として申し込みをさせようとしてくる案件もあります。
注意してください。
対応が大変な案件に採用されてしまった時の対処法

質の悪い案件に応募しないコツをご紹介してきましたが、絶対に避ける方法というのはありません。
運悪く、とても苦労する案件に採用されてしまうことはあります。
これはクライアントや案件が悪いとか、Webライター側が悪いとかではなく、お互いの相性が悪かった時にも起こり得る事態です。
対応していてどうしても大変だという時は、なんとか今対応している案件まで対応するから次は辞退させてくれないか?とクライアントに相談してみましょう。
クライアントとしては困ることは困るのですが、1番困るのは音信不通になったり、次のWebライターが見つからないうちに仕事を辞退されてしまったりすることです。
ビジネスですから、なんとか今の案件までは対応するように乗り切ってください。
もしどうしても、クライアントの対応がキツいとか、案件的に難しすぎて書けなくてツラい時は、真摯にお詫びして辞退させてもらうようお願いをしてみてください。
クライアントと相談し、どうするか決めましょう。
間違っても音信不通になってはいけません。
誠心誠意伝えればクライアント側もわかってくれますから、連絡は必ずしてくださいね。
まとめ:質の悪い怪しい案件を避けてどんどん応募しよう

クラウドソーシングでの質の悪い怪しい案件の見分け方について解説してきました。
質の悪い案件の見分け方は次の6つです。
- 文字単価0.4円以下は避ける
- 単価が高くてもテストライティングが安すぎる案件は避ける
- タイトルに地雷ワードが入っている
- 募集文を見て「なんとなく冷たい」と感じる
- 無差別にリクエストを送ってくるような案件は避ける
- 高額アフィリエイト案件に注意する
残念ながら100%質の悪い案件を避ける方法ありません。どうしてもやってみないと最終的にはわからないこともあります。
ですが、頭に入れておけば確率は減らすことができますので、ぜひ覚えておいてください。
もし質の悪い案件にあたってしまい対応がしんどいなら、今回の案件までにしてもらい辞退するのはありです。
その場合は早めにお願いをするようにしてください。
クライアントとしては困ることは事実ですが、1番困るのは音信不通になったり、次のWebライターが見つからないうちに仕事を辞退されてしまったりすることです。
どうしても続けられないくらい困っているなら、真摯にお詫びをして辞退したいと相談してください。
誠心誠意伝えればクライアント側もわかってくれるはずです。
間違っても音信不通にならないようにしてくださいね。