クラウドワークスやランサーズでWebライター案件に応募する場合、初心者は「安い文字単価の案件に応募した方が採用されそう」と思っていませんか?
実は初心者だからといって安すぎる文字単価の案件に応募すると苦労するんです。
Webライターが嫌になってやめてしまったり、最悪の場合は詐欺にあったりする可能性も高くなります。
- クラウドワークスとランサーズで文字単価を指定して案件を探す方法
- 安すぎる文字単価の案件に応募してはいけない理由
- 実績がない初心者Webライターが文字単価の高い案件に応募して採用される方法
この記事を読めば、質の良い案件やクライアントさんに出会えて稼げる確率がアップします。
応募するなら文字単価1.0円以上の案件を目安に応募してください。
本当の最初は0.6円〜0.8円でも構いませんが、それはあくまでもテストライティングの単価で、数記事書いても1.0円以上に上げてくれないクライアントとの付き合いはやめた方が無難です。
理由と対策は記事の後半で解説していますので、案件が取れなくて安い単価の案件に応募しようとしている初心者Webライターさんは ぜひ最後まで読んでください。
目次
クラウドソーシングサービスで文字単価を指定して案件を探す方法

代表的なクラウドソーシングサービスとして、クラウドワークスとランサーズの画面で探し方を解説します。
クラウドワークスで文字単価を指定して案件を探す方法




クラウドワークスではこのように文字単価を指定して案件を探してください。
ランサーズで文字単価を指定して案件を探す方法




ランサーズではこのようにして検索をしてください。
初心者Webライターでも安すぎる文字単価の案件に応募してはいけない7つの理由

初心者Webライターでも文字単価1.0円以上の案件に応募するようにしましょう。
テストライティングであっても文字単価0.6円以上にするべきで、0.1円や0.2円の案件に応募してはいけません。
安すぎる案件に応募してはいけない理由は7つあります。
- 安いと仕事が簡単というわけではない
- 安い案件の方が苦労する可能性が高い
- ライバルが少ないわけではない
- フィードバックに期待ができない
- 初心者Webライターを食い物にしているクライアントもいる
- 詐欺に会う可能性が高くなる
- 単純に報酬が少ないのでモチベーションが下がる
実績がない最初はどうしても安い文字単価の案件に行きがちですが、結果的に余計な苦労をするので避けるようにしてください。
安いと仕事が簡単というわけではない
文字単価の安い仕事は簡単で初心者でもやりやすそうだと思ってしまいます。
ですが、「安い単価の案件は簡単」は誤解です。
文字単価が安くても別に簡単ではありません。
私の経験上、文字単価0.5円〜1.5円くらいまでだと難易度はさほど変わらない印象です。
では文字単価0.4円以下なら簡単なのかというと、別の問題で苦労するのでやめておきましょう。
次で説明します。
安い案件の方が苦労する可能性が高い
文字単価の安い案件は苦労する可能性が高いです。
安い案件のクライアントの傾向は以下の2つがあります。
- Webライターを使い捨てにしようとしている
- たくさんお金を払えるほど運営メディアが儲かっていない
使い捨てにしようとしているメディアの仕事を受けると苦労するのは想像できますよね。
一方のメディアが儲かっていないクライアントも苦労します。
なぜなら、儲かっていない場合はメディアの体制が整っていないことも多く、マニュアルもなかったりして修正の指示が曖昧で何度も直したりすることも多いからです。
送られてくる構成もしっかりしていないので執筆しにくい場合もあります。
裏事情としては、今までWebライターとして仕事をしてきた人がディレクターを任され、まだ慣れていないので安い単価で出しているということも考えられるでしょう。
とにかく「安いほうが簡単」というわけではないので注意してください。
ライバルが少ないわけではない
安い単価の案件はライバルが少ないんじゃないか?そう思いましたよね。
残念ながら実際はライバルはたくさんいます。理由は他の初心者も同じことを考えているからです。
でも高単価の案件はベテランWebライターが多いのではないか?と思ったかもしれませんね。
もちろんベテランWebライターもいますが、ベテラン勢で手数料が取られるクラウドソーシングで仕事を取る人は少数です。
直接契約をしていたり、クライアントからの紹介を受けたりして仕事をとっています。
低単価案件でもライバルは多いので注意しましょう。
フィードバックに期待ができない
先ほども一度説明しましたが、文字単価が安い場合は以下のようなクライアントの傾向があります。
- Webライターを使い捨てにしようとしている
- たくさんお金を払えるほど運営メディアが儲かっていない
共通して言えるのは「フィードバックに期待できない」ことです。
使い捨てにしようとしているクライアントはWebライターを育てる気なんてありませんし、儲かっていないメディアのフィードバックは正しいのか疑問が残ります。
初心者がWebライターをやる魅力の1つは、クライアントからフィードバックがもらえることです。
フィードバックは客観的な意見がもらえるのでライティングスキルが劇的に伸びます。
ここで変なクセがついてしまうと修正するのが大変です。
初心者Webライターを食い物にしているクライアントもいる
非常に残念なのですが、初心者Webライターの実績のなさに付け込んで、安い単価で記事を書かせるクライアントも一定数います。
ツイッターなどで検索すると、稼げる方法などと「Webライターに安価で記事を量産させる方法」が紹介されていたりします。
さらに残念ながら、今の時代 記事を量産する方法では稼げません。クライアントも損をするのです。
お互いに不幸になります。
安すぎる案件に応募すると、こういった悪質なクライアントの手助けにもなってしまう可能性もあるのでやめるべきです。
詐欺に会う可能性も高くなる
安すぎる案件は詐欺にあう可能性が高くなります。
ここでいう詐欺は報酬未払いのことではありません。報酬はクラウドソーシングサービスが保証してくれるので安心です。
詐欺とは以下のようなものです。
- メルマガへの登録
- アフィリエイト目的のサービス申し込み
- マルチ商法への勧誘
これらは明確にクラウドソーシングサービス側で禁止しています。
参考:クラウドワークス よくある質問【ワーカー】マルチ商法(MLM)・ネットワークビジネス等勧誘されました(禁止行為)
ある程度の高い単価でもありえるので十分注意が必要ですが、安い単価だとクライアントの質が低いことが多いのでより注意が必要です。
単純に報酬が少ないのでモチベーションが下がる
いろいろ説明してきましたが、文字単価の安い案件は単純にもらえる報酬が少ないです。当たり前ですけど。
最初は高単価の案件であっても、慣れないので執筆に時間がかかり時給換算してバイトでもしていた方が良かったんじゃないか?と思うこともあります。
これが、安い単価の案件だと本当にツラくてモチベーションを保てないのでやめてしまうかもしれません。
続けていけば時間単価はアップできるのですが、それでも最初からある程度の文字単価の案件をこなした方がモチベーションは維持できます。
安易に安い案件に応募して、やる気を失わないようにしてください。
実績のない初心者Webライターが高単価案件に採用される4つのコツ

ここまで安い単価の案件に応募してはいけない理由を解説してきました。
とはいっても最初は採用されないので心が折れそうになり、安い単価の案件に応募した方が良いのではないか?と思うこともあるはずです。
ここでは、実績のない初心者Webライターが高単価の案件に採用される4つのコツをご紹介します。
- プロフィールと応募文を充実させる
- WordPressでブログを書く
- 諦めずに応募する
- 文字単価を下げて提案する
これらを意識すれば、必ず文字単価1.0円以上の案件に採用されます。
テストライティングなら0.6円〜0.8円でも良いですが、数記事で1.0円以上の文字単価に上げてくれるクライアントとお付き合いしましょう。
プロフィールと応募文を充実させる
採用されるには提案文に最も力を入れましょう。
なぜなら、クライアントは最初に提案文を見て採用するか検討するからです。
提案文で魅力を感じたらプロフィール参考にし、そのほかレスポンスの速さなど総合的に判断して採用を決定します。
まずは応募文とプロフィールに力を入れましょう。
以下の記事で、採用されない時にチェックするポイントを解説しています。
関連記事クラウドワークスで採用されない!原因とWebライター案件応募で効果的なポイント5選
WordPressでブログを書く
実績のないWebライターはWordPressが強力なポートフォリオ(実績)になります。
クライアントに納品した記事でないとポートフォリオとして評価されないのでは?と思われがちですが、実は違います。
納品した記事は、クライアントの修正が入っていることをクライアント自身も知っているからです。
修正が入っていないブログは、ライターの実力を直接見ることができるので参考にされます。
また、無料ブログではなくWordPressでブログを書く理由は、WordPressに直接入稿する案件にも応募でき、単価の高い案件であることが多いからです。
月々1,000円程度でWordPressブログは作れるので、安い単価の案件に応募して1,000円とか2,000円損して時間をムダにするくらいなら、レンタルサーバーを借りてWordPressでブログを書いた方が何倍も有意義です。
関連記事初心者Webライターがポートフォリオを作って採用率を大幅アップさせる方法
関連記事【10分でできる】知識0からWordPress(ワードプレス)ブログ作る手順
諦めずに応募する
根性論になってしまいますが、諦めないことは大切です。
「応募しても採用されない」という人に話を聞いてみると「2〜3件応募したけど採用されない……」と聞きます。
最初は10件応募して1件採用されれば良い方で、不採用の連絡さえ3件くらいしか返ってこない場合も多いです。
心が折れそうになるかもしれませんが「それは普通」だと思って応募を続けましょう。
この記事に書いてあることを実践すれば10件中3〜4件は採用してもらえるようになりますし、1件も採用されないことはありえません。
諦めずに応募を続けましょう。
文字単価を下げて提案する
最後は裏ワザというか奥の手です。
どうしても採用されない場合は、クライアントが出している条件から0.2円程度単価を下げて応募してみてください。
ただし、今後も継続して案件をもらう場合は元の単価だったりさらに、単価アップしてもらうようにお願いしましょう。
そして単価を下げたからといってクオリティも下げないように注意してくださいね。
今、自分がやれる精一杯のクオリティで記事を書き上げればOKです。
安易に安売りはしないようにしてください。
まとめ:文字単価で案件を探すときは安すぎる案件に応募しないように注意しよう

クラウドワークスとランサーズで、文字単価を指定して案件を探す方法について解説しました。
初心者だからと文字単価が安い案件への応募はおすすめしません。
- 安いと仕事が簡単というわけではない
- 安い案件の方が苦労する可能性が高い
- ライバルが少ないわけではない
- フィードバックに期待ができない
- 初心者Webライターを食い物にしているクライアントもいる
- 詐欺に会う可能性が高くなる
- 単純に報酬が少ないのでモチベーションが下がる
結果的に苦労しますしWebライターとしての成長も遅いです。
なかなか採用されないという場合は以下を意識してみましょう。
- プロフィールと応募文を充実させる
- WordPressでブログを書く
- 諦めずに応募する
- 文字単価を下げて提案する
文字単価を下げるのは最後の手段です。
文字単価を下げたり安い案件に応募したりして数千円損をするなら、ブログをポートフォリオとして受注率を高めた方が効果的です。
無料ブログでもOKですが、WordPressを使ってブログ開設することをおすすめしています。月々1,000円程度で始められます。
自己投資と思って試してみてはいかがでしょうか。
参考記事初心者Webライターがポートフォリオを作って採用率を大幅アップさせる方法
参考記事ブログサービスよりWordPressでブログを作るべき理由
すでにWordPressでブログを書いているのに採用されないという方は、プロフィールや応募文を充実させて諦めずに応募を続けてください。
必ず採用されますので頑張りましょう!