クラウドソーシングサービスを使ってWebライターを始めた人はこう思うはずです。
システム手数料が高すぎる!!
システム手数料がかかることは分かっていたものの、実際の報酬から引かれるとその金額に驚きますよね。
システム手数料は20%程度。
最初は1万円くらいの20%だから2,000円ですが、5万円稼ぐと1万円も引かれてしまいます。
稼ぐ金額が多くなればなるほど影響が大きい、システム手数料がなんとかならないかと考えたことがあるはずです。
本記事ではシステム手数料がかからない仕事の取り方として、SNS(ツイッター)の活用方法をご紹介します。
- SNSで案件を取るメリットデメリット
- トラブルを回避する3つのポイント
- ツイッターでの案件の探し方
クラウドソーシングである程度結果が出ているなら、必ず仕事は取れますので挑戦してみてください。
目次
クラウドソーシングサービスとの違い

クラウドソーシングサービスはネット上で仕事の発注や受注ができます。
仕事を見つけやすく、トラブル時も対応してくれるので初心者におすすめです。
代表的なサービスは「クラウドワークス」や「ランサーズ」があります。
関連記事初心者Webライターがクラウドソーシングを使うメリットデメリットを解説
一方のSNSはネット上のコミュニケーションツールなので、仕事の発注だけではなくさまざまなやりとりがされています。
その中からWebライターを募集しているユーザーを見つけます。
Webライターと相性が良いのは文章を中心とするTwitterですね。
以下、簡単に違いをまとめました。
特徴を理解して、それぞれ上手に利用しましょう。
SNSで案件を取るメリット

SNSでは案件を取るメリットをご紹介します。
- システム利用料が取られない
- 継続案件がもらいやすい
- クライアントの様子がわかりやすい
挑戦してみる価値は高いです。
システム利用料が取られない
SNSなら直接取引ができるので、クラウドソーシングサービスに支払う手数料が不要なのは大きなメリットです。
クラウドソーシングサービスを使うと20%近くシステム手数料が取られてしまいます。
Webライターを始めたばかりの頃は金額が少ないのでそれほど気になりません。ですが、5万円稼ぐと1万円もシステム手数料を取られてしまうため影響は大きいです。
なお、クラウドソーシングサービスで知り合ったクライアントと直接取引をすることは、各サービスの利用規約で禁止されているので注意してください。利用する場合には「サービス外利用申請」が必要です。
継続案件がもらいやすい
SNSの方が継続で案件がもらいやすいです。
クラウドソーシングサービスを通さないので、クライアントとの関係が密になるからですね。
もちろんクラウドソーシングサービスでも継続してくれるクライアントもいます。
ですが、クラウドソーシングではとにかく安く書いてくれるライターを集めているクライアントもいるため、ただ安く使えるから継続されているだけの場合もあります。
安い案件で消耗しないように、最低でも0.8円、できれば1.0円以上の文字単価で継続するようにしましょう。
関連記事クラウドワークスとランサーズで安すぎる文字単価の案件に応募してはいけない理由
クライアントの様子がわかりやすい
SNSは日頃の発言も見られるので、クライアントがどんな様子かわかりやすいです。
過去の発言をさかのぼって見てみましょう。
丁寧な言葉を使っていたり、リプを返しているようなクライアントは良いクライアントである可能性があります。
逆に批判や文句が多かったり、言葉使いが悪かったりするクライアントは避けるのが無難です。
単価を上げてくれなかったり、仕事が思った以上に大変だったり…なにかとトラブルになる可能性が高いですからね。
SNSで案件を取るデメリット

SNSで仕事を取ると、メリットもありますがデメリットもあります。
- 完全な初心者は厳しい
- トラブルは自分で対処しないといけない
この2つです。
完全な初心者は難しい
Webライターをまったくやったことがない初心者がSNSから案件を取るのは少し難しいかもしれません。
募集の内容が詳しく書いていないことも多いからです。
クラウドソーシングなら仕事の流れがわかりやすく、募集内容も細かく書いてあることが多いので初心者でも仕事が見つけやすいです。
まずはクラウドソーシングサービスで2〜3件対応してからSNSで応募すると良いですね。
トラブルは自分で対処しないといけない
SNSは直接クライアントとやりとりをするので、トラブルが発生した場合は自分で対処をしないといけません。
- 報酬の未払い
- 連絡が取れなくなる
- 不正行為への誘導
- 納品物を承認してくれない
特に報酬の未払いは1番多いトラブルです。
もしこれがクラウドソーシングを使っているならできます。
クラウドソーシングサービスでは「仮払い」という仕組みがあるからです。もしクライアントと連絡が取れなくなっても、クラウドソーシングサービスが代わりに支払いをしてくれます。
ただし、SNSでも何点か注意すれば未払いのリスクは限りなくゼロに減らせます。
次の章ではトラブルを回避する3つのポイントをご紹介します。
トラブルを回避する3つのポイント

SNSで仕事を取る際に気をつける3つのポイントについてご紹介します。
- 契約書をもらう
- 個人で依頼している仕事は避ける
- 相手を信頼して対応する
補足ですが、これらに当てはまらないと絶対にダメということではないですし、逆に当てはまってもトラブルが絶対にないということではありません。
コツとしては、いきなり大きな金額の仕事や大量の発注をもらわず、少しずつ仕事をもらえるようにすると良いでしょう。
契約書をもらう
契約書はクライアントが用意してくれます。
契約書が結べれば、未払いなどのトラブルが発生する確率は低くなるでしょう。
ただしクライアントによっては契約書がもらえないこともあります。それに契約書を結んでいたとしても未払いの請求をするのに労力がかかることは間違いありません。
「契約書をもらえば絶対安心」ということではないので注意してください。
とはいえ、契約書を結んでくれるクライアントはしっかりしている証拠なので、可能なら契約書を結んでもらいましょう。
個人で依頼している仕事は避ける
個人が募集している案件と企業が募集している案件があります。
できれば個人は避けた方が無難です。
企業の方がトラブルが発生する確率が低いのはもちろんのこと、個人だと企業に比べてお金がない場合が多く、単価も安い傾向にあります。
個人の方が仕事を取りやすいと思うかもしれませんが、同じように考えるライバルもいるので単純に仕事が取りやすいとも言えません。
まずは企業が募集している案件を探してみましょう。
相手を信頼して対応する
まずは相手を信頼しましょう。
あなたがクライアントを疑って対応していると、クライアントにも伝わり不信感を持たれます。全てを信頼しろとは言いませんが、まずは相手を信頼して対応してください。
そのためには応募前にSNSでの日頃の発言を見て「信頼できそうだ」というクライアントを見つけるのが重要です。
信頼できそうかどうかを見分けるコツは以下の3つ。
- 企業が運営しているか?
- URLが貼られているか
- ネガティブな発言や攻撃的な発言がないか?
こういった点を確認して総合的に判断しましょう。
ツイッターでの案件の探し方

SNSもいろいろありますが、文字を使っていてWebライターと相性の良いツイッターがおすすめです。
ここでは、ツイッターでの案件の探し方をご紹介しましょう。やり方は簡単です。
- 検索窓に「#Webライター募集」と入れて検索する
- 募集をしているアカウントをフォローしておく
検索窓に「#Webライター募集」と入れて検索する
ツイッターの検索窓に「Webライター募集」と入れて検索してみましょう。
Webライターを募集しているアカウントが出てきます。
古いツイートも出てきてしまうことがあるので、「最新」を選ぶと最近のツイートが出てくるのでおすすめです。

ツイッターのDMから応募するパターンもありますし、WebサイトのURLが貼られていてそこから応募する場合もあります。
ツイートに応募方法が書いてあるはずなので確認してください。ない場合はリプ(ツイートへの返信)かDMで聞いてみましょう。
募集をしているアカウントをフォローしておく
案件の募集はしていたけど、今は案件を募集していない場合もあります。
また募集を始める場合があるので、過去に募集をしていたアカウントはフォローしておくと良いでしょう。
定期的にチェックして、気になる募集があったら早めに応募するのが採用されるコツです。
まとめ:クラウドワークスで仕事が取れるならSNSでも取れる!

クラウドソーシングは初心者でも仕事が見つけやすいので、Webライターを始めるにはおすすめです。
ですが、慣れてきたらSNSで仕事を探してみましょう。
- システム利用料が取られない
- 継続案件がもらいやすい
- クライアントの様子がわかりやすい
こういったメリットがあります。
逆にデメリットもあります。
- 完全な初心者は厳しい
- トラブルは自分で対処しないといけない
トラブルを回避するにはコツがあります。
- 契約書をもらう
- 個人で依頼している仕事は避ける
- 相手を信頼して対応する
上記のようなことに気をつければ、トラブルの可能性は限りなく低くなります。
クラウドソーシングで数件仕事をしたことがあるならSNS(ツイッター)での応募に挑戦してみてください。