- Webライターとブロガーって似てるけどどう違うの?
- Webライターに向いている人ってどんな人?
- 逆にブロガーに向いている人って?
そんなあなたに読んでもらいたい記事です。
Webライターとブロガーは似ていますが、実は稼ぎ方がまったく違います。
- Webライターとブロガーの違い
- Webライターとブロガーの共通点
- Webライターとブロガーはどちらをやるべきか
この記事を読めば、Webライターでもブロガーでも力を最大限に発揮し稼げるようになるでしょう。
結論からういうと、ブロガーをやりながらWebライターを始めるのがおすすめです。
並行でやることで、それぞれの弱点を補いバランスの良い仕事ができます。
いきなり同時にやるのは大変なので、おすすめの順番もご紹介します。
文章を書いてお金を稼ぎたい人は、ぜひ読んでみてください。
目次
Webライターとブロガーの違い7選

Webライターとブロガーの違いを7つご紹介します。
- 稼ぎ方の違い
- 働き方の違い
- 初期費用の違い
- 稼げるまでの時間の違い
- 記事の責任に対する違い
- 記事のクオリティに対する違い
- 作業範囲の違い
順番に解説します。
稼ぎ方の違い
Webライターとブロガーは稼ぎ方が違います。
Webライター

Webライターは書いた記事を納品して報酬をもらいます。
1文字1円という契約や、1記事3,000円といった契約です。
場合によっては「月2万円で5本書いてください。」といった場合もあります。
ブロガー

ブロガーは記事を書いただけではお金になりません。
記事を書いてそこに広告を掲載し、広告料で稼ぎます。
広告がクリックされたらいくらかもらえたり、掲載した広告から商品やサービスが申し込まれると、数千円から数万円もらえたりします。
広告がクリックされるには読者を集める必要があり、Google検索やSNSでの集客など、記事を読んでもらえるようにする施策が必要です。
働き方の違い

Webライター
Webライターはクライアントワークです。
クライアントと仕事をするので、決まり事や打ち合わせ、納期などがあります。
Webライターは時間と場所に縛られずに働けますが、クライアントとのやりとりがあるため完全に自由とは言えません。
これはデメリットだけでなくメリットにもなり得ます。
完全に自由だとサボってしまったり管理ができない人も、クライアントワークだとサボる心配がないです。
ブロガー
ブロガーは完全に自由です。
納期はありませんし書き方も自由。本当の意味で時間と場所に縛られない働き方と言えるでしょう。
ただし自由には責任が伴うもの。
間違ったやり方を続けてしまえばうまくいきませんし、サボってしまえば当然成果は出ません。
自分を厳しく管理できる人ではないとブログはうまくいかないでしょう。
初期費用の違い

Webライター
Webライターはパソコンとネット回線があればすぐに始められます。
パソコンは高性能でなくても、3万円程度のパソコンでも問題ないです。
ネット回線も高速でなくて構わないので、スマホのテザリングでも十分やっていけます。
スマホだけでもできないこともないですが、効率が悪くなりすぎるのでパソコンは必須と思ってください。
ブロガー
ブログ運営をする場合は、パソコンとネット回線の他にレンタルサーバーとドメインを用意する必要があります。
無料のブログサービスを利用することもできますが、稼ぐことが目的ならレンタルサーバーを契約しましょう。
月々数1,000円程度で借りられますから、ここは必要経費と割り切ってください。
稼げるまでの時間の違い

Webライター
Webライターは書いたらすぐにお金がもらえる即金性が魅力です。
はじめた月から1万円以上稼ぐこともできますし、3ヶ月程度で10万円以上稼ぐ人も普通にいます。
すぐにでもお金が欲しい場合に、Webライターはおすすめの選択肢です。
ブロガー
ブログは稼げるまでに長い時間が必要です。
最低でも半年、稼げるようになるまで1年以上かかることも少なくありません。
しかも1年以上続けたからといって、必ず稼げる保証もないです。
ブログは何もしなくても稼げるストック収入ですが、稼げるようになるには高いハードルを超える必要があります。
記事の責任に対する違い

Webライター
Webライターが書いた記事の内容に対する責任は、納品先のクライアントが負います。
もちろん、あまりにもデタラメな記事を書いて納品した場合Webライターの責任になる可能性もありますが、基本は納品をOKをしたクライアントの責任です。
逆にクライアントに迷惑を書けないように、選評性のある記事を書くことが信頼され、そして稼げるWebライターの条件です。
ブロガー
ブログ記事は、書いた自分に責任があります。
ブログといえど世の中に情報を発信するわけですから、正確な情報を書くことが求められます。
かつてめちゃくちゃな内容を書いていたことが問題になり、今はYMYLと呼ばれる信頼性が重要視されているジャンルもあります。
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で、簡単に言うとお金や健康に関するジャンルのことです。
投資などの金融や医療、法律に関するものがYMYLで、それ以外でも「人の人生に大きく影響するもの」がYMYLとされています。
こういった分野では情報の正確性が求められるので、どこぞの誰が書いたかわからない記事は上位表示されなくなっています。
公的機関や大きな企業、医療機関など「信頼できる情報筋」でないと上位表示されないため、個人が手を出してはいけない領域です。
ブログで発信するには責任もあることを覚えておきましょう。
記事のクオリティに対する違い

Webライター
Webライターとして記事を納品すると、通常はフィードバックがあります。
(フィードバックがないクライアントもいますが、あまり良いクライアントとは言えません。)
第三者の目線はとてもありがたく、ライティングスキルを伸ばせる絶好の機会です。
もちろん毎回毎回フィードバックをもらって、改善されないようであれば仕事をもらえなくなってしまうでしょう。
クライアントのフィードバックを自分のものにしつつ、ライティングスキルを磨いていきましょう。
ブロガー
ブログの場合は記事を書いても基本的にはフィードバックがもらえません。
自分ではわかりやすい記事だと思っていても、他人から見るとわかりにくい記事であることも多いです。
こういった場合は、自分からフィードバックをもらうように動いてみましょう。
- 時間をあけて自分自身で読み返す
- 家族や友達に読んでもらう
- オンラインサロンに入る
自分自身で読み返すものはフィードバックとは少し違いますが、時間をおくことで客観的に記事を読めるようになります。
最低でも一晩あけて読み直してみてください。
家族や友達に読んでもらうのも効果的です。
フィードバックをもらうのは文章のプロである必要はありません。
むしろ記事を読む人は文章のプロではないことが大半なので、普通の人に読んでもらう方が役に立つ場合もあります。
身近に読んでもらえる人がいない場合は、オンラインサロンに入ってみるのも良いでしょう。
ブログ初心者だとABCスペースオンラインがおすすめです。
作業範囲の違い

Webライター
初心者Webライターの場合は、記事を執筆するだけの場合が多いです。
記事のテーマや、ある程度どういった内容で書くかは決められています。
経験を積むうちに、どんな内容で書くかまでの構成を作成するようになるでしょう。
仕事によってはWordPressへの入稿や、画像選定などもありますが、基本は執筆から構成作成までです。
さらに経験を積むと、Webライターを管理するような「Webディレクター」という仕事もあります。
ブロガー
ブロガーはブログ運営に関する全ての仕事をします。
- サイト設計
- キーワード選定
- 画像選定
- Webデザイン
- 記事執筆
- などなど……
あげればキリがないほどやることがあるのがブログです。
とはいえいきなり全てをできる人はほとんどいません。
実際に経験しながら、少しずつスキルや知識を積み上げていくのがブログです。
Webライターとブロガーの共通点

ここまでWebライターとブロガーの違いについて解説してきましたが、共通点についても確認しておきましょう。
- 時間と場所に縛られずに仕事ができる
- ライティングスキルが必要
順番に解説します。
時間と場所に縛られずに仕事ができる
両方とも時間と場所に縛られずに働けるのが魅力です。
パソコンとネット回線さえあれば、いつどこで働いても問題ありません。
Webライターの場合は納期などがあるので完全に自由とは言い切れませんが、納期の範囲内であれば、自由に仕事ができます。
ブロガーは完全に自由で、いつどこで働いても問題ありません。
逆に働かなくても誰にも何も言われないので、自分自身を管理できる人でないとブログはうまくいかないでしょう。
ライティングスキルが必要
Webライターもブロガーも、基礎となるスキルはライティングスキルです。
ライティングスキルだけでは足りないものの、ライティングスキルがなければ他のスキルが優れていてもうまくいかないでしょう。
ライティングスキルを磨くにはとにかく文章を書き、それに対する改善点を見つけていくこと。
ブログでたくさんの文章を書き、Webライターでクライアントからフィードバックをもらうと、ぐんぐんライティングスキルは上達します。
ただ基礎も何もない状態で文章を書き始めてもクライアントに迷惑をかけるので、ライティングに関する最低限の知識やスキルは身につけておいてください。
ライティングスキルを磨くなら、本を読んでみるのがおすすめです。
以下の記事でWebライター向けではありますが厳選したおすすめの本をご紹介しています。
ブロガーにも役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
【どんな本がおすすめ?】初心者Webライターが買うべき書籍を4冊+1で厳選
Webライターのメリットデメリットと向いている人

Webライターにはメリットとデメリットがあります。
メリットからご紹介です。
- 初期投資が少なくてよい
- 即金性があり再現性が高い
- 特別なスキルはいらない
- さまざまな知識やスキルが身に付く
- 仕事をした分だけ収入が増える
一方のデメリットは以下のようなものです。
- 最初は時間単価が安い
- 好きなようには書けない
- 書き続けないと収入が得られない
メリットはブロガーと共通する点も多いですが、決定的に違うのは「即金性と再現性の違い」です。
Webライターはかなりの確率で、仕事を始めたら数万円はすぐ稼げます。
今すぐにお金が欲しい場合はWebライターがおすすめです。
- すぐにお金を稼ぎたい人
- 納期を守るなど誠実な人
- 働いた分の報酬キッチリもらいたい人
文章を書くのが嫌いだとさすがにおすすめはできませんが、そうでなければ多くの人におすすめしたい仕事です。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
ブロガーのメリットデメリットと向いている人

ブロガーのメリットデメリットをご紹介します。
まずはメリットです。
- 自分の得意や好きをお金にできる
- 知識が広がって深まる
- ビジネススキルが身に付く
- 時間と場所に縛られずに働ける
- 初期費用が安い
- 資産になる
- 青天井に稼げる可能性がある
一方のデメリットは次のようなものがあります。
- 稼げるジャンルと稼ぎにくいジャンルがある
- 稼げるまでにかなり時間がかかる
- 一瞬で稼げなくなるリスクがある
Webライターのメリットデメリットでも解説したように、Webライターとの大きな違いは「即金性と再現性の違い」です。
ブロガーの場合は半年から1年はタダ働きを覚悟しなければならず、1年以上続けても報酬がもらえないこともあります。
無報酬の期間を我慢できない人はブロガーは向いていません。
逆にその期間を過ぎれば青天井で稼げる可能性があります。
- 無報酬でもコツコツ積み上げられる人
- 青天井に稼ぎたい人
- 完全に自分のペースで働きたい人
以下の記事で詳しく解説しています。
【月5桁ブロガーがリアルに教える】ブログのメリットデメリットを徹底解説!
Webライターがブログを書くメリットは大きい
Webライターとブロガーは並行して取り組むのがおすすめです。
Webライターの弱点とブロガーの弱点を相互に補ってくれ、非常にバランスが良くなります。
Webライターのみ | ブロガーのみ | Webライターとブロガー | |
---|---|---|---|
稼げるようになる時間 | すぐに稼げる | 稼ぐのに時間がかかる | 手を動かして稼ぎながら、ストック収入も育てられる |
再現性 | 再現性が高くやれば誰でも稼げる | 必ず稼げるとは限らない | 再現性の高いWebライターで稼ぎながらブログにチャレンジできる |
働く時間 | いつでも良いが納期はある | 納期もノルマもなしで完全に自由 | クライアントワークの空いた時間はブログに使えるので効率的 |
記事の質 | クライアントのフィードバックで鍛えられる | 自己流になると失敗する可能性がある | フィードバックをブログに反映させることで質を高めていける |
稼ぎの金額 | 10万円は誰でも到達可能で50万円以上も狙える | 100万円以上も狙えるがまったく稼げない可能性もある | ブログが伸びれば100万円以上、ブログがダメでもWebライターで20万円以上は可能 |
リスク | 複数のクライアントと契約することでリスクを軽減できる | 複数のブログを運営することでリスクを軽減できる | Webライターとブログがあればリスクはさらに軽減できる |
このように、Webライターをやるにしてもブロガーをやるにしても、並行して取り組むことで効率的に進められます。
始めるならブログからがおすすめ

Webライターとブロガーは並行して進めるのが一番良いですが、いっぺんにやろうとするとパンクしてしまいます。
ですので、次の順番で取り組むと良いでしょう。
- ブログを開設する
- ブログ記事を3記事投稿する
- Webライターのためにクラウドソーシングサービスに登録する
- 応募をしながら、空いた時間にブログを書く
ブログを書いているとWebライターの仕事を受注しやすくなります。
まずはWebライターでスキルを磨いて経験を積みましょう。
クライアントワークのWebライターは、たまに仕事がない「空いた時間」ができることも少なくありません。
ですので、そのような空き時間を活用してブログを育てるイメージです。
詳しくは以下の記事で解説します。
関連記事【結論:ブログから】Webライターとブロガーはどっちをやるべき?おすすめの流れを解説(準備中)
稼ぐならWordPress(ワードプレス)でブログを開設しよう

ブログは無料のブログサービスとレンタルサーバーを借りてWordPressで始める有料のブログがあります。
WordPressとは世界中で多く使われているブログを作成できるツールです。
ブログだけではなく企業のサイトなどにも活用されていて安心の実績があります。
WordPressを使うにはレンタルサーバーを契約する必要があるので月々1,000円程度はお金がかかってしまいますが、WordPressを使うことにはお金はかかりません。
結論から言うと、稼ぐことが目的ならWordPressでブログを始めましょう。
無料ブログサービス | WordPress(レンタルサーバー) | |
---|---|---|
費用 | 0円〜 | 月々1,000円程度 |
開設の手間 | 登録するだけなので簡単 | 自分でブログを構築する必要がある (ただし今はかなり簡単) |
設定作業 | ブログサービスがやってくれている | 自分でやる必要がある |
サービスの継続性 | 突然終了するの可能性もある | 利用しているレンタルサーバーが終了しても、別のレンタルサーバーに引っ越しできる |
貼れる広告 | 貼れる広告に制限があったり、そもそも広告が貼れない場合もある | 貼れる広告に制限はない |
それぞれメリットデメリットがありますが、稼ごうとするならブログサービスのデメリットが非常にネックです。
レンタルサーバーを借りるとお金はかかりますが月々1,000円程度ですし、設定も最初を頑張れば後はそれほど設定をする機会はありません。
どうしても月々1,000程度を払えないなら、すぐにでもWebライターを始めるべきです。
本当はWordPressブログをポートフォリオとした方が良いのですが、無料ブログやGoogleドキュメントに文章を書いてポートフォリオとすることもできます。
月々1,000円程度の負担で大きなリターンが得られますから、できればWordPressでブログを始めてみましょう。
ブログ開設の方法は以下の記事で解説しています。

【10分でできる】知識0からWordPress(ワードプレス)ブログ作る手順
まとめ:Webライターとブロガーは並行して効率をアップさせよう

Webライターとブロガーの違いについて解説してきました。
Webライターとブロガーの違いは次の7つです。
- 稼ぎ方の違い
- 働き方の違い
- 初期費用の違い
- 稼げるまでの時間の違い
- 記事の責任に対する違い
- 記事のクオリティに対する違い
- 作業範囲の違い
それぞれの違いはどちらが良い悪いというより、特徴の違いとも言えます。
Webライターのメリットとデメリットは次のようなものがあります。
- 初期投資が少なくてよい
- 即金性があり再現性が高い
- 特別なスキルはいらない
- さまざまな知識やスキルが身に付く
- 仕事をした分だけ収入が増える
- 最初は時間単価が安い
- 好きなようには書けない
- 書き続けないと収入が得られない
Webライターは「とにかくすぐに稼ぎたい人」におすすめです。
一方のブロガーのメリットデメリットは以下のようなものです。
- 自分の得意や好きをお金にできる
- 知識が広がって深まる
- ビジネススキルが身に付く
- 時間と場所に縛られずに働ける
- 初期費用が安い
- 資産になる
- 青天井に稼げる可能性がある
- 稼げるジャンルと稼ぎにくいジャンルがある
- 稼げるまでにかなり時間がかかる
- 一瞬で稼げなくなるリスクがある
ブロガーは時間がかかってもよいので、青天井に稼ぎたい人に向いています。
Webライターとブロガーで迷っているなら、両方やるのがおすすめです。
それぞれの弱点を補い、バランスが良くなります。
まったく同じタイミングで始めるとパンクしてしまうので、次の順番で進めるのがおすすめです。
- ブログを開設する
- ブログ記事を3記事投稿する
- Webライターのためにクラウドソーシングサービスに登録する
- 応募をしながら、空いた時間にブログを書く
まずはブログを開設して、Webライターの営業ツールとするのが効率的です。
ブログの開設方法は以下の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
